« 2008年末から2009年始に思った事 | トップページ | 同じ趣味 »

時を刻むアルバム

日記を書き怠っている間に、本当にいろんなことがあった。

まずは、あ〜あ、と思ったこと。
昨日、本当に久しぶりにハヤテに会った。
仕事の打ち合わせがあって、今年初めての顔合わせ。
もう、今更ドキドキワクワクはしないけれど、
久しぶりだったから、会う前までは多少は楽しみであった。

が、どうだろう…。
久しぶりに会ったハヤテは、哀しいくらいにくたびれていた。
髪は伸び、何だか脂っぽく頭に張り付いている感じ。
前からこうだったのだろうか?
私の見る目が変わったから?
ずっと、ハヤテはこうだったのだろうか??
最初に思わず目を見開いて、そんなハヤテを愕然としながら捉え、
すぐに目をそらして、それ以降、まともに見れなかった。
こんな哀しい姿をこれ以上、記憶に焼き付けたくない。

おまけに、哀しいくらい仕事の話も盛り上がらない。
完全に二人の関心事は異なってしまったようだ。
ああ、こんなもんだろうか。
だが、その距離を縮めたいとは、全く思わない自分がいる。
3年も恋焦がれた人なのに、
人の心はなんと移ろいやすいものか…。

帰り道の電車の中で、車窓を見ながらつくづく思った。
「ああ、犀川君が私の恋人でよかった〜」
もちろん、犀川君はハヤテよりも10以上若い。
肉体的な若さからくる、溌剌とした印象があるのは当然だ。
だが、それだけでは説明しきれない違いがある。

ハヤテはそもそも、だらしがないのだ。
もちろん、私はそこが好きだった。
一方、犀川君にはそういった所がまるでない。
そもそも几帳面だし、マメだし、ハヤテとは対照的なのだ。
はじめは、それが嫌だった。
もっと適当になってくれればと思っていたものだ。
ところが、付き合ううちに、几帳面でマメな性格が
私を幸せに導いてくれていることに気づいた。

たとえば、犀川君はとにかくマメで、よくメールをくれる。
犀川君に言わせると、他のことはあまりマメじゃないと言うが
こまめに私を気遣ってくれる。これが心地いい。

たとえば、犀川君と一緒に駅弁を食べたりしていると
食べ終わると同時に、てきぱきと片付けてくれる。

それでいて、細かいことは一切言わない。
私に何かを強いることもない。
私は私でいいのだ。それがとても居心地がよい。
すっかり私は、犀川君に染まっているわけだ。

となると、不安がなくもない。
ハヤテへの思いが消えた途端に見えてきたように
恋のフィルターが掛かって犀川君を見ている以上、
本当の犀川君がどんな人なのか、
私は冷静に見えてない可能性が高い。
ただ、それを差し引いても、
ハヤテよりも犀川君の方が私を幸せにしてくれる
可能性ははるかに高いことだけは明らかだ。
第一、犀川君はとても私を思ってくれているのが分かる。
それ以上、幸せになる条件があるだろうか。

ということで、「あ〜あ」と思いながら、
ついにハヤテとの恋を完全精算したミサトなのでした。

で、そんな犀川君とは雪暮れの旅に行ってきた。
好きなもの、感動するものがとても似ているので
とにかく楽しい旅で、あっという間に終わってしまった。
二人の距離がさらに近づいたように思う。
帰ってきてからも、毎日、あきれるほど仲良しで、
自分たちで「こりゃまさにバカップルだ」と笑っているほどだ。

付き合い始めてから、ずっと楽しみにしていた旅行だっただけに
終わってちょっと寂しくなった。
そうしたら、「次の計画をたてよう」と犀川君。
これまでの旅、これからの旅を記録するために
二人は今、アルバムを作っている。
犀川君は趣味の写真を。
私は趣味の水彩画を。
それぞれを互いに素材としてプレゼントし合い、
一緒にアルバムにはったり、コメントを入れたりして
二人の時間を刻むことにしたのだ。

「ずっとアルバムを二人で作ろうね」と犀川君が笑う。
今日は、「旅の写真が出来たよ」と連絡があった。
私も急いで、旅の絵日記を描かなくては。

こういうことが好き、を共有できるのは
こんなに楽しいものなんだな、としみじみ。
いつまでも、アルバム作りが続きますように。

|

« 2008年末から2009年始に思った事 | トップページ | 同じ趣味 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2008年末から2009年始に思った事 | トップページ | 同じ趣味 »